化粧直し

人に出せる料理を作りたい

料理ブログではない

自分がどうやらに性的指向的にマイノリティのようだ、ということはずっと考えていて、最近ようやく自分が当てはまる言葉に出会えた。
どうやら私はアセクシャルに該当するようだ。アセクシャル(無性愛)とは『他者に対して恒常的に恋愛感情や性的欲求を抱かない』ということらしい。


四半世紀ほど生きてきて『好きな人』ができたことが無かった。人と話すときにその手の話題になることはしばしばあったが、その度に「今好きな人いないんだよね。」と『今は』いないことにしていた。嘘はついてないけれど、生まれてこのかたずっと『好きな人』なんていないのだ。

ここまで読んで好きな人ができない可哀想な人だと思われたらそれまでだけど、私の場合は恋愛的に好きな人がいないだけで人として好きだったり、芸能人は(恋愛感情ではなく)好きにはなれるので、それなりに楽しくやっている。「彼氏いらない」は強がりではないんだよね本当に。

正直アセクシャルなのか、まだ恋愛をしたことが無いだけなのかは分からない。けれど未だ起きていないことなので今は分からないし、これからもずっと分からない。けれどまだしていないとするなら、いつできるのだろうか。

それから人から好いてもらえることもあるけれど、それを知った瞬間に気持ち悪くなってしまう。まずいなと思ったら距離を置いてしまう。これはまた別のセクシャリティなんだろうか。


『可哀想な人』だと思われるのが嫌なので、こういうセクシャリティもあるということを知る人が増えればいいなと思う。

まあマイノリティだとしても集団に属せた気がしてちょっと気持ちが楽になったという話でした。めでたしめでたし。